ゆとり玩具 ー育児疲れにがんばらないおもちゃをー

クッコル ゆとり玩具 磁石 きのおもちゃ マグネット 広葉樹

最近の子育てキーワードってなんでしょうか。

よく耳にするのが、生きる力、創造力、自ら考える力、自己肯定感などなど。
知識偏重ではなく主体的で対話的な深い学び、「非認知能力」ということばも新聞やネットでよく目にするようになりました。
コミュニケーション能力や忍耐力や集中力などを含めた、総合的な生きる力、人間力ということでしょうか。

このような考え方や価値感はとてもすばらしいものだと思います。
わが子がこんな力を自然に身につけ、すくすくと育ってくれたらどんなにうれしいことでしょう。

ただ、場合によっては、子どもに関わる大人たちに心理的プレッシャーを与えてしまうことがあるように感じることがあります。(多くはおかあさんや保育士の方、先生方と推察します)。

昭和の時代、教育と言えば知識の詰め込みや先取り式のものでした。
脳の吸収のよい子どものうちに多くの知識を取り込み、かしこく育てようということだったでしょうか。
親と子に大きなプレッシャーとストレスを与え、家庭や学校をめぐる課題が社会問題にまでなったことは広く知られるとおりです。

掲げる理念は180度異なるのに、今、その頃と変わらない、あるいはそれ以上のプレッシャーとストレスが子育て家庭を追いつめているように思います。
家庭だけでなく、子どもに関わる多くの人にのしかかっていると感じています。

今の大人たちは、同世代の人数が多いのが特徴です。「個性が大事」といわれながらも周りの様子をうかがい協調性を保ちながら、勉強にスポーツに仕事にうちこみ、常にがんばってきた世代です。
自分がこれまでつちかってきた考え方や価値観を心に刻んだまま、次の世代を、正反対の価値観で育てなくてはならないーこれは想像以上に困難なことではないでしょうか。

子育てに関する情報は身近な人からだけでなく、様々なルートでおかあさんに届けられます。
育児本や育児雑誌、ママ友、TVやスマホ、パソコン・・・
おもちゃについての情報も同様です。

“考える力がつく知育玩具で遊ばせなければ ”
“昔ながらの手指をつかうおもちゃで、一緒に楽しく遊ばなくては”

楽しく遊べるときもあれば、そうでないときもあるでしょう。
そうでないとき、文字通り遊びが遊びでなくなってしまったときには、いったん “ま、いっか”と諦めてしまってよいのでは。

家事に育児に忙しいおかあさんが、疲れたときにほっと一息つけるおもちゃ、がんばりすぎないおもちゃ、おかたづけしなくてもいいおもちゃ。
クッコルはそんな”ゆとり玩具”であることをめざしています。

※子育てする人=女性というわけではありませんが、このサイトでは便宜的に「おかあさん」「ママ」を用いることがあります。