遊んでも遊ばなくても

梅雨、おうち時間

今年の梅雨入りは心の準備もないまま、急にやってきました。

何がおこってもあたふたしない。この1年の間にそんな気持ちの在りようを会得したという方が、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれません。
先の見えない毎日、これほど世の中が多様化したと実感させられたこともないのではないでしょうか。
当たり前で正しいと信じていた考えや事柄が、案外そうではなかったのかも…と気づかされたり不安に感じたり。

コロナ禍当初より、何が不要不急で、何がそうでないのかを巡って様々な意見がでてきました。
例えば、子どもにとって外遊びが大切なのはもちろんだけれど、それができない状況もまた当たり前にあったりします。

人の数だけ「正解」や「当たり前」がある。
それは本来、多様な価値観に触れることにつながり、とても良いことだと思うのだけれど、実際のところ疲れしまうー
そんな風に感じてしまうこともあるかもしれません。

コロナ対策に加え、梅雨時でおうち時間が増えた今、お子さんを室内で遊ばせることが多くなってきました。
同じ遊ぶにしても、楽しみながら子どもの発達や能力に良いとされる遊びをさせたい、という前向きな考え方も定着してきています。
そして同時に、もし疲れたら、ふっと肩の力を抜いてしまってもよいのだと考え方も。

クッコルは、その時々の気持ちを大切に、振り子のようにバランスをとりながらおうち時間を過ごす親子へエールを送り続ける存在でありたいと願っています。


*ゆとり玩具Cúkorでは、子育てに携わる方々が日頃、感じていることや気づいたことなどのご意見をお待ちしています。
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