おうち時間の過ごし方

年も改まり、あっという間に10日が過ぎてしまいました。
冬ごもりの日々は小さな子にとってもおうちの方にとっても大変な事ですね。

おうち時間を楽しくしようと、せっかく本やネットから情報を仕入れてセッティングしたのに、お子さんのノリがいまひとつだったり、楽しそうじゃないと、がっかりしてしまいますね。
先の見えない毎日、おうち遊びも次第にネタが尽き、我が子の相手をすることが苦痛に感じてしまうことすらあるのではないでしょうか。

そこで楽しく過ごせるおうち時間の案を少しだけ。

絵本のお話をトレース

絵本をトレース?
そうなのです。子どもたちの大好きな絵本の内容を真似するだけなのです。
同じ遊びでも、絵本に出てくることを再現すると子どもは大喜びで、楽しさ倍増です。
人気の絵本から3つほど。
(以下、お話の内容や結末に触れています。)

つみきでとんとん  ーつみきの恐竜ー

文:竹下文子 絵:鈴木まもる 出版社:金の星社

素朴な形の積み木で、動物から街まで、いろいろなものがつくり出されていきます。
絵本に出てくるものを真似て一緒に積み木を積み上げていくと、絵本から飛び出してきたように感じられ、それだけで子どもはワクワクするようです。
中でも「つみきざうるす」には(多分)大はしゃぎすること間違いなし。

用意する物は積み木だけです。

くれよんのくろくん   ーくれよんでひっかき絵ー

くれよんのくろくん
作・絵:なかやみわ 出版社:童心社

黒色クレヨンのくろくんが、最後に大活躍するお話。
画用紙を見つけて大喜びのクレヨンたち。お花や木や空などを色とりどりに描いていきます。
黒いからと、仲間に入れてもらえなかったくろくんは・・・

スクラッチ技法(ひっかき絵)という描き方を、この絵本で初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

<用意する物> 
クレヨン、画用紙、シャーペン

<手順>
①クレヨンで画用紙をくまなく色とりどりに塗る
②その上を黒いクレヨンで塗りつぶす
③シャーペンの先などとがったものでひっかき、描く

ぐりとぐら  ーカステラをつくってみようー

作:中川李枝子・大村百合子 出版社:福音館書店

子どもたちが大好きなロングセラーの絵本ですね。親子二代でお世話になったという方もいらっしゃるかもしれません。

大きな大きなたまごを使って、カステラができあがるまでの過程にドキドキわくわくさせられます。
これならば卵と小麦粉と牛乳があれば作れそうで、できあがるまでのわくわく感を手軽に体験できるのが嬉しいですね。

と思ったら、ぐりとぐらのサイトに詳しい作り方が掲載されていました!

「ぐりとぐら」のカステラをつくろう (福音館書店サイトへ)

どうか楽しく穏やかなおうち時間を過ごせますように。


*ゆとり玩具Cúkorでは、子育てに携わる方々が日頃、感じていることや気づいたことなどのご意見をお待ちしています。
フォームまたはメール(info@cukors.com)にて、お気軽にご意見ご感想をお寄せください。

暮らし

前の記事

京都駅のピアノ