“適当≒良いかげん”なおもちゃ

休暇中の子育て

つかの間の冬休みが終わり、園や学校が始まりました。
一抹の寂しさとともに、ほっとされている方もいらっしゃることと思います。

園や学校が休みの期間は、おかあさんの疲れやストレスがMAXになる時期でもあります。
冬休み期間は短いですが、年末年始の行事やおつきあいなどで慌ただしくされていた方も多くいらっしゃると思います。そんな中、風邪や寒かったりで外遊びがままならず、一日の大半を室内で過ごさなくてはならないとなると、イライラがピークに達することもあることでしょう。
ここに、子どもをもつ女性のストレスについての調査結果があります。

癒し


長期休暇の代表である「夏休み」のおかあさんたちのストレスと子育て方針を分析したものです。

子どもの夏休みに対するママたち(25~44歳)の「ストレス」と、「子育て方針」を分析しました。 調査女性の内「子どもの夏休み」がストレスであると答えたのは、厚生労働省の「ストレスチェック」で高ストレスだったママが17.5%、低ストレスだったママが3.9%と大きな差が。
   (中略)
「子育て方針」でみてみると、夏休み高ストレスママと夏休み低ストレスママの比較では、夏休み低ストレスママは「毎日、抱きしめる」「いつも子どもには笑顔で接する」などスキンシップ重視が比較的高い傾向。夏休み高ストレスママは「生活のリズム」「自分でさせる」「エリートコースに乗せたい」など子どもの自立に積極的な傾向にありました。

参照:ストレスオフラボ (株式会社メディプラス研究所) 2016年7月20日 

上記ストレスオフラボさんの記事中の比較表から、高ストレスママが重視する子育て方針や考え方で、低ストレスママのそれと大きく差が開いた項目を取り出して順に挙げてみました。

1.生活のリズムをしっかりつける
2.ある程度のエリートコースに乗せてあげたい
3.とにかく友達を大事にする気持ちを持たせたい
4.夕食の場で子どもと話す機会を多く持ちたい
5.自分のことは自分でさせる
6.目的達成に向けて努力することを習慣にさせたい

参照:ストレスオフラボ (株式会社メディプラス研究所) 2016年7月20日

「2.ある程度のエリートコースに乗せてあげたい」は価値観が分かれるかもしれませんが、そのほかについてはおおむね頷けるもので、子どもに身につけてほしいと願う方が多いのではないでしょうか。
それなのに当のおかあさんたちは、ストレスの値が高くなってしまうのです。

休暇中なのに(あるいは “休暇中だからこそ”かもしれませんが)、しっかりと自立し、友達を大切にし、夕食では家族とコミュニケーションを図り、常に目的達成に向けて努力する毎日を送る。
大人でもなかなか難しいと思うのですが、どうでしょうか。

終わりのない “がんばり”

これは長期休暇に限ったことではなく、日常の育児についても同様ではないでしょうか。
育児ストレスの原因は様々な要素がいくつも絡み合ってのことなのでしょうが “がんばりすぎてしまうことによる育児疲れ”も主な要因に挙げられると思います。

家事と同じく育児も、完璧をめざそうとすると終わりがありません。
子育てに正解はないと言われますが、まじめなおかあさんほど、たくさんの「~ねばならない」に身動きが取れなくなってしまいます。
原因のひとつに、子どもやおかあさんを取り巻く状況があるように思います。

・規則正しい生活をさせなければ (寝る時間、起きる時間、食事の時間、勉強の時間、テレビの時間など)
・きちんと食事をとらせなければ (好き嫌いなどの偏食、箸の持ち方、食べ方、おやつなど)、
・マナーをきちんとさせなければ (挨拶や言葉づかい、ご近所でのふるまい、公共マナーなど)

“きちんとしつけをしなければ”という正論が、おかあさんを追いつめてしまっているのではないでしょうか。

夕方以降のおもちゃは

上記に加え、使ったものや遊んだおもちゃを出しっぱなし、部屋が散らかっている、ということもイライラポイントに挙げられるかもしれません。

外で働いているおかあさんも、家にいるおかあさんも、夕方から子どもの就寝までが疲労のピークに達する時間帯という方が多いと思います。

慌ただしく夕食の支度、洗濯物を取り込んでたたむ、子どもをお風呂に入れる・・・他にも習いごとの送迎や、園や学校の連絡帳やプリントのチェックなど、夕方以降のおかあさんはとにかく忙しいの一言につきると思います。

一方で、子どもは園や学校での一日の活動を終え、家では気ままにおもちゃでも広げて遊んで過ごしたいという思いがあるでしょう。

就寝時間が迫り、夕食のかたづけやお風呂もあるのに、この上、嫌がる子どもを急かしておもちゃのかたづけをさせなければならないなんて。

クッコル、木のおもちゃ、クーゲルバーン、磁石、ゆとり玩具


クッコルは、そんな大人と子ども双方の思いを汲みとることのできるおもちゃです。

壁にくっつけておけば、気が向いたときにいつでもボールのルートを作って遊べます。
一人でも、兄弟で力を合わせながらルートを作っても楽しめます。

家事の合間に「おかあさ~ん、できたよ、転がしてみて!」と言われて、できあがったルートにボールや車を転がせば、それだけでちょっとした親子のコミュニケーションにもなります。


どんなに広げても、たくさん遊んでも、おかたづけはもちろん不要。
がんばりすぎない、まさに “いいかげんは良いかげん”なおもちゃです。