朝ごはんに迷ったら

春分の日も過ぎ、ぽかぽか陽気の季節になってきました。
朝の厳しい寒さは和らいだものの、起き出すのが億劫になることもあります。春眠暁を覚えずを実感しますね。
そんな中、毎朝、慌ただしく朝食の献立を考え作るのは結構大変なことだと思います。

朝食のルーチン化

朝ごはんはしっかり食べましょうー
分かってはいるけれど、夕食の献立を考えるだけでも大変に思えることがあるのに、毎朝、きちんとした食事を欠かさず用意しなければならないー軽くストレスになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時は、朝食をパターン化してしまえば、あれこれ思い悩むこともなく朝のルーチンとしてこなすことができます。

週中頃のリフレッシュ

ここでは週末をお休みとして、朝食を平日と週末に分けてみました。

よく、ご飯派、パン派といわれます。いくらルーチン化といっても、一週間たて続けにご飯とみそ汁、あるいはトーストの献立ばかりだとマンネリ化してしまいます。
3日目あたりには家族から「えー、また!」という声があがったり、自分でも飽きてしまうこともあるかもしれません。

そこで週の真ん中の水曜日に、ご飯派の人はパンやシリアルに、パン派の人はご飯とみそ汁へと入れ替えます。そうすることで、ちょっとした気分転換になり、心新たにここちよく週の後半を迎えることができます。
そして、+αの2,3品を加えると、栄養バランスのとれた献立になります。
この+αには、納豆やヨーグルトなどの冷蔵庫から出すだけのものや、短時間でできる卵料理、前日の夕食の付け合わせ、果物が活用できます。

たとえばご飯(和食)派のケース

1.月・火曜日=ご飯(おにぎり)とみそ汁+α
2.水曜日=パンやシリアル+α
3.木・金曜日=ご飯(おにぎり)とみそ汁+α

*フルーツジュースや乳酸菌ドリンクがあると、子どもにとっては朝のささやかな楽しみに。
*+αのおかずには、納豆やヨーグルトなどの冷蔵庫から出すだけのものや、簡単にできる卵料理、前日の夕食の付け合わせ、果物などを活用すると時短にもなります。
*ご飯をおにぎりにして、おかずと一緒にワンプレートで食卓に置くと、かたづけも楽です。

週末の朝食は

週末のお休み、時間と心に余裕がある時は、イベント風にすると子どもも大喜びです。
サンドイッチ、パンケーキやスコーンなどを焼いても。
おはぎやお餅も、前日に炊飯器に分量の米をセットし、きな粉やあんこを用意しておけば、翌朝すぐに作り始めることができます。
モーニングに出かけるのも手ですね。

平日の朝の時間はバタバタと過ぎてしまいます。
時短で効率よく進めたいという気持ちと、丁寧でおいしい朝食で一日を始めたいという気持ちが拮抗します。健康のことを考えてバランスの取れた食事にしたいという思いもあることでしょう。

朝食献立のパターン化は、こうした家事にまつわるプチストレスの解消に一役買いそうですね。

追記:おすすめ本

土井善晴著 
(グラフィック社出版)

毎日の生活にゆとりが生まれる一冊

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